不整脈Q&A 目次

Q1 不整脈とはどのような病気ですか?
A1 その名の通り、体の中で何らかの異常・障害が起こり、脈が乱れることです。


Q2 原因はなんですか?
A2 心筋梗塞、弁膜症、心筋症、狭心症、先天性心臓病、高血圧など心臓自身の病気あるいは心臓に負担のある場合に起こります。

 



Q3 どのような検査でわかりますか?
A3
  • 安静心電図
    • 不整脈の検査では時間を延長して3分間行われることが多く、この間に不整脈が記録されなければ、診断には役立ちませんが様々な心臓病を見つけるのに役立ちます。

  • 運動負荷心電図
    • 一定の運動をして、心臓に少しだけ負荷をかけながら心電図を記録します。

  • ホルター心電図
    • 普段の生活をしながら24時間にわたって心電図が記録できるので、不整脈を記録できる可能性が高い検査です


Q4 なぜ治療が必要なのですか?
A4 脳血栓や心筋梗塞にならないためです。ただし、治療の必要性のない不整脈も多くありますので、医師からきちんとした診断をもらうことが大切です。


Q5 どのような人がかかりやすいですか?
A5

(1)肥満 (2)喫煙者 (3)高脂血症 (4)高血圧症 (5)運動不足 (6)アルコールを多くとる (7)ストレスが多い

これらの危険因子を持つ人がかかりやすくなります。



Q6 予防するにはどうしたらいいですか?
A6

(1)喫煙・・・特に心臓に負担がかかります。禁煙を心がけましょう。

(2)運動・・・適度な運動をしましょう。

(3)飲酒・・・アルコールによって不整脈を起こしやすくなることがあります。深酒をしないことが望ましいでしょう。

(4)カフェイン・・・過去にカフェインによって不整脈を起こしたことがある人は特に注意が必要です。コーヒー、紅茶、緑茶は少なめに。

(5)過労・睡眠不足・・・心臓も疲れて不整脈を起こしやすくなります。休息を取りましょう。

(6)気分・・・ストレスをためずに穏やかな気持ちで過ごしましょう。

(7)妊娠・・・不整脈だからといって妊娠を避けなければならないとは限りません。



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